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輸出通関の「申告」って何をしてる?コンテナに車+荷物を入れたときに詰みやすいポイントまとめ
車を海外に送る話をしていると、だいたい途中で出てくるのがこれです。 「申告って、いったいなんですか?」 正直に言うと、ここが分かると輸出が一気に“現実的”になります。 逆にここがふわっとしたままだと、コンテナの中身が増えた瞬間に難易度が跳ねます。 まず結論からいきます。 申告は「税関に、箱の中身の自己紹介をする作業」です。 (注:申告=税関に「何を」「いくらで」「どこへ」出すかを正式に伝える手続き。) そして車輸出で一番ややこしくなるのが、だいたいこのパターン。 「車だけじゃなく、部品とか荷物も一緒に入れたい。」 やれます。 ただし“申告の作り方”が変わります。 まず出てくる「大額・少額」って何? 車の場合はあまり意識するものではないものです。 ここ、言葉が強いわりに意味はシンプルです。 1品目が20万円を超えるか、20万円以下か の話です。 (注:1品目=ざっくり言うと「同じ種類としてまとめられる単位」。) 税関の書式上も、20万円以下の品目が複数ある場合は、申告書の欄に取りまとめて書けるルールがあります。 代表的な品名に「等」を付けたり、統計
shogo shirako
1 日前読了時間: 7分
個人で中古車を海外に送るとき、「誰がどこまでやるの?」で勘違いが起きるポイント
いきなり正直に言うと。 個人で車を海外に送るって、やってること自体はシンプルに見えるのに、なぜか途中で「え、そこ誰の担当?」が起きがちです。 理由はカンタンで、中古車の輸出って“宅配便っぽい顔をしてるけど中身は別モノ”だから。 今日は、 輸出.comのガイド のまとめじゃなくて、勘違いが起きる地雷だけを厚めに整理します。 (このブログはガイドの1セクション目にリンクされる前提の参考記事、って立ち位置で書いてます) まず前提:輸出は「二階建て」 車輸出って、ざっくり二階建てです。 1階(日本側)=車を“輸出として成立”させて船に乗せる。 2階(現地側)=輸入通関して、必要なら検査して、登録して、引き取る。 ここで起きがちな勘違いがこれ。 港に着いた=完了。 いや、港到着は「空港に着いた」くらいの話で、そこから入国審査(輸入通関)があります。 この線引きが曖昧なまま進むと、ほぼ全部ズレます。 勘違いポイント① 「日本側で手配したら、現地の通関・税金・登録もなんとかなるでしょ?」 気持ちは分かります。 でも現地側って、国・州・港・担当者で運用が違うのが
shogo shirako
2 日前読了時間: 6分


RORO船とコンテナ船の違い|個人で中古車を輸出するならどっち?
個人で中古車を海外に出そうとすると、かなりの確率で出てくるのが「ROROとコンテナ、どっちがいいんですか?」という話です。 正直に言うと、どちらが正解という話ではありません。 向いている条件が少し違う、というだけです。 この記事も「これが正解です」と決めきるものではなく、選びやすくするための整理くらいに思ってもらえたらちょうどいいかなと思います。 ROROってどういう輸送? ROROは、簡単に言うと「車がそのまま船に乗る」輸送です。 港に持っていって、船の中まで運転して入れる。 フェリーに近いイメージを持ってもらうと分かりやすいかもしれません。 クレーンで吊ることもなく、箱に入れることもなく、車が自走して積まれる。 仕組みとしてはとてもシンプルです。 個人輸出だと「余計なことをしなくていい」という点で安心感を持つ方もいます。 一方で、向け地によっては船の本数が少なめです。 月1本くらいだったり、タイミングによっては1〜2ヶ月待つこともあります。 急ぎではない人にとっては問題にならないですが、予定が決まっている人だと少し気になるポイントかもし
shogo shirako
1月20日読了時間: 4分
なぜ車の輸出は面倒なの?〜荷物を海外発送する感覚とどこが違うのか〜
車の輸出について相談を受けていると、こちらが説明を始める前の段階で、 あれ、ちょっと軽く考えているかも、と感じることがあります。 別に雑に考えているわけでも、何も調べていないわけでもありません。 ただ話を聞いていくと、頭の中の基準が「海外に荷物を送る感覚」になっていることが多い。 なので今日は、なぜ車の輸出が面倒になりやすいのかを、普通に荷物を海外発送する場合と比べながら整理してみます。 まず海外に荷物を送る場合。 段ボールに詰めて、送り状を書いて、中身と金額を申告して発送。 多少関税や税金を取られることはあっても、基本的には「送って、待つ」で完結します。 これは荷物が基本的に消費物扱いだからです。 生活用品や私物は税関から見ても管理対象としての重さがそこまでありません。 止まることはあっても致命傷になりにくい。 一方で車はまったく別物です。 車は高額で再販性があり各国で登録制度が絡む完全に管理対象のモノ。 「箱に入っています」「個人の持ち物です」 この一言では通りません。 書類、名義、履歴、状態、全部見られます。 ここで一度、日本国内のことを思
shogo shirako
1月8日読了時間: 3分
頼まれたのは“車”だけじゃなかった。――現地の家族と友人、同じ任せ方で起きる“差”
正直に言うと、 車両輸出のトラブルで一番あとを引くのは、 お金でも書類でもなく、人間関係 です。 特に多いのが、 現地の 家族 に頼まれて もしくは現地の 友人 に頼まれて 日本のお客さんが輸出を進めるケース。 ここ、 同じ「頼まれた」でも、結果はまったく違う方向に転びます。 スタートはどちらも「善意」 まず共通点から。 日本にいるお客さん 海外にいる家族 or 友人 「日本車を送ってほしい」と頼まれる 好意で動き出す 日本側では、 車の準備 書類手配 輸出代行への依頼 をきちんと進めます。 当社としても、 日本側の輸出業務は問題なく完了 します。 B/L(船荷証券)を引き渡し、車は無事に船へ。 ここまでは、家族でも友人でも、違いはありません。 分かれ道は「現地で止まった瞬間」 問題が表面化するのは、 現地港に到着してから です。 輸入通関が必要 税金や検査がある 書類が追加で求められる このとき、事前に準備していたかどうか、 準備をしていなかった場合家族と友人で“空気”が変わります。 家族の場合:揉めるけど、まだ修復できる 家族に頼まれていた場
shogo shirako
2025年12月26日読了時間: 3分
【車が現地到着前後に起こること その2】港に着いたあと、車はどうやって引き取るの?
ARRIVAL NOTICE が来て、「よし、そろそろ着くな」と思ったら、次に始まるのが 港到着後のリアルな話 です。 ここから先は国によって多少違いますが、 流れそのものは、だいたいどこも同じ 。 順番に見ていきましょう。 ① 船が到着。車は港の中へ 船が到着すると、車は港のヤード(保管エリア)に降ろされます。 ここで、よくある勘違いがこれ。 「港に着いたなら、もう取りに行けるんですよね?」 残念ですが、 まだです。 港は基本、関係者以外立ち入り不可 書類が揃うまでは、見るだけ 勝手に触るのはもちろんNG そしてこのタイミングから、 港の“時間”が動き始めます。 無料保管期間が短い国も多く、気づいたら保管料が増えている、というのも海外あるあるです。 ② B/Lを使って「この車、私のです」 次に必要なのが B/L(Bill of Lading/船荷証券) 。 これは一言で言うと、 「この車を受け取る正当な人ですよ」 という証明書。 原本B/L Surrendered B/L Telex Release など形式はいろいろありますが、 これがないと
shogo shirako
2025年12月16日読了時間: 4分
【車が現地到着前後に起こること その1】ARRIVAL NOTICEって何?〜港に着く前に来る、ちょっとソワソワするやつ〜
車を海外に送っていると、港に着く前後で、こんな連絡が来ることがあります。 「ARRIVAL NOTICE が届きました」「ARRIVAL NOTICE が来てないんですが、大丈夫ですか?」 結論から言います。 来ても普通。来なくても、まあ普通。 でも、 来たのに放置するのは危険 です。 今回は、この ARRIVAL NOTICE(アライバルノーティス) について、サクッと整理しておきます。 ARRIVAL NOTICEって、そもそも何? ARRIVAL NOTICE は、船会社や現地の代理店から送られてくる 「船、もうすぐ着きますよー」「受け取る準備、始めてくださいねー」 という 到着予告の連絡 です。 多くの場合、 到着の数日前〜到着直後 にメールで届きます。 中身はだいたいこんな感じ。 船名・便名 到着予定日(ETA) B/L番号 現地でかかる費用の案内 現地代理店の連絡先 この中で一番大事なのは、 「誰に連絡すればいいか」 です。 「ARRIVAL NOTICEが来てません!」 これ、本当によく聞きます。 でも理由はだいたいこのへん。 メ
shogo shirako
2025年12月16日読了時間: 3分
海外の友達から「日本で車買って送って〜!」と言われたら
― ちょっと待って。優しさだけでは国際物流は走らない。― 海外に住む友達から突然、 「日本の中古車ほしいから、買って送ってよ〜!」 と言われたこと、ありませんか?気持ちは分かる。日本車って壊れにくいし、海外で人気だし、「友達のためなら…」って思いますよね。 でも!ここで一言だけ。 その優しさ、国をまたぐと“責任”に変わります。 冗談じゃなく、ほんとにそう。国際取引って、想像以上に“やること山盛り”なんです。 ① よくある勘違い:「日本側に頼んだら全部終わるっしょ?」 海外の友人がよく思っているのがこれ。 「日本で買ってくれたら、あとは現地で乗るだけでしょ!」 いやいやいや。そんなシンプルなら世界中の人が友達に車頼んでます。 実際は、 その車、そもそも輸入できるの? 関税いくら? 現地で登録できる? 排ガス規制とか通るの? こういうの、 日本側では絶対に確認できません。 だから、めちゃ重要な結論: “現地ルールの調査は、受け取る本人がやるべき仕事です” 日本でカレー作って送ってあげるからって、現地の皿事情までは分からないのと一緒です。 ②...
shogo shirako
2025年12月5日読了時間: 4分


車とバイクを送りたい!
海外赴任が決まって車を送りたい!や、海外に住んでるご家族に日本から車を送ってあげたい!ってご要望をお問い合わせいただくことはよくあります。 その中に車と一緒にバイクも送りたいというご要望があったりします。 車を海外に送りたい!って方は、現地での移動のためのツールとしてって側面が大きいですがバイクをお送りしたい方の多くは、ただの乗り物としてお送りしたいというよりも、苦楽をともにした愛車を無事に現地で乗りたいという熱意が大きいように感じます。 弊社の場合、車とともにバイクをコンテナに積み込み海外にお送りすることが可能ですが、より安全に、より安心にお運びするためクレート梱包をご提案していたりします。 ちなみに、コンテナで車を輸出する際は、安全性を取るために車をまっすぐ並べて2台積む平置きや、車を斜めに釣り上げて固定したりします。 バイクも直接コンテナの床に特殊な紐で固定することも可能ですが、車と比べ安定性に不安が残ります。 そこで、先程書いたクレート梱包が活躍します。 弊社野田ヤードにおります職人がバイク毎に1台1台丁寧に梱包を行い、無事に現
shogo shirako
2025年11月11日読了時間: 2分
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